児発、放デイプログラム 07/22~07/26

先週の夏休みの特別プログラムでは、農業体験、実験、製作、夏祭り、高齢者施設の見学に参加しました👍

農業体験では、夏野菜の収穫に挑戦しました。今年は日照りが続いた影響で野菜の育ちが例年ほど良くなく、収穫量は少なめでしたが、なすび・トマト・ズッキーニの収穫を体験しました。なすびは、「どれにしようかな〜?」と一つひとつ見比べながら、自分で選んだものをハサミで丁寧に切り取りました。トマトは手でくるくると回して、ポロッと収穫する感覚を楽しみ、ズッキーニは緑やオレンジなど様々な色の中から、好きな色を自分で選びました。収穫のあとは、恒例のキャンピングカーの中でのおやつタイム!冷たいジュースを飲みながら、みんなでほっと一息つき、お出かけ気分も味わいながら楽しい時間を過ごしました。自然に触れ、自分の手で収穫する喜びを味わった、夏ならではの体験となりました🧑‍🌾

実験では、牛乳からできる不思議なプラスチック作りに取り組みました。まずは牛乳を温めて、お酢を加えると、白いモロモロとした沈殿物が出てきます。これは「カゼイン」と呼ばれる牛乳の中のたんぱく質で、このカゼインがプラスチックの材料になります。
子どもたちは、カゼインを丁寧にこして水分をとり、ハートやクマなど好きな形に型抜きをした後、電子レンジで1分ずつ温めていきました。何度か温めて乾燥させると、だんだんとカチカチに固まり、“牛乳プラスチック”の完成です。
このプラスチックは「生分解性プラスチック」と呼ばれ、土に埋めると微生物によって分解される、環境にやさしい素材です。子どもたちは、身近な材料でプラスチックができることに驚いたり、科学の不思議に目を輝かせながら楽しく取り組む姿が見られました🔬

製作では、身近な材料を使って「トイレットペーパーの芯で作る弓矢づくり」に挑戦しました。
印のついたトイレットペーパーの芯をハサミで切って、矢を通せるように組み立て、テープでしっかりと固定します。弓の部分には輪ゴムをつなぎ合わせて取りつけ、矢はストローとティッシュペーパーを使って作りました。
完成後は、自分で作った弓矢を使って的当てゲームにチャレンジ!「当たった!」「もう一回やりたい!」と、子どもたちは的を狙って何度も繰り返し楽しみながら遊ぶ姿が見られました。自分で作ったもので遊ぶ達成感や工夫の楽しさをたっぷり味わえる活動となりました🏹

今回の夏祭りでは、「射的」「輪投げ」「おはじき落とし」「スーパーボールすくい」など、前回とは異なる新しい屋台がたくさん登場し、子どもたちは目を輝かせながら取り組んでいました。
お祭りでは、お客さん役とお店屋さん役に分かれ、チケットをちぎったり、出し物の説明をしたりと、それぞれが自分の役割を楽しみながらしっかり果たしていました。
お客さん役の子どもたちは、「どの屋台に行こうかな?」とワクワクしながら迷い、チケットを手に色々な屋台を回って楽しんでいました。お店屋さんとのやり取りも笑顔いっぱいで、会話を楽しみながら、夏祭りならではの雰囲気を味わうことができました。自分たちで作り上げるお祭りを通して、協力することの大切さや、人との関わりの楽しさを感じる機会となりました😊

高齢者施設見学では、SOMPOケア そんぽの家S箕面唐池公園様にご招待いただき、施設へお出かけしました。
この取り組みは、異世代交流を通して思いやりの心や社会性を育むこと、また地域とのつながりを感じることを目的とし見学させていただきました。訪問当日は、まず子ども食堂であたたかく迎えていただき、美味しい昼食をいただきました。その後は、施設の方々と一緒に紙粘土を使った制作活動に取り組みました。トトロの首振り人形や紙コップロケット作り、うちわ制作など、たくさんの工作を楽しみながら、施設の高齢者の方々とも笑顔で触れ合う姿が見られました。
子どもたちは、「こんなのできたよ!」「とばしてみよう!」と元気いっぱいに発言しながら、興味を持って活動に取り組み、相手への気遣いやコミュニケーションの大切さを自然と学ぶ機会にもなりました。
最後には、施設の方々が用意してくださった「お菓子のつかみ取り」コーナーにも大喜びで参加し、「どれにしようかな」と目を輝かせながらお菓子を選ぶ姿も見られました。
子どもたちにとって、楽しい思い出となると同時に、人とのふれあいや感謝の気持ちを感じる貴重な時間となりました✨

集中ビジョン・みんなでSST

コミュニケーションプログラム

微細運動

集中遊び・外遊び・自由遊び

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